採血の痛みを軽減する方法
入院タイプの治験に参加した場合、一番負担になるのは瀕回な採血による痛みだと思います。
採血の痛みが少しでも軽減できれば、治験に参加しやすくなるのですが、残念ながら採血の痛みを軽減する方法はありません。
よくブログや2ちゃんねるに、
特定の看護師をあげて採血の痛みに対するコメントを書き込んでいる方がいますが、
それらの情報も正直大間違いです。
人の身体には痛点と呼ばれる痛みを感じる部分があり、
その痛点を刺激するかどうかが採血の痛みに関係してきます。
目に見えて痛点が確認する事ができれば、それを避けて採血する事もできるのですが、
残念ながら確認する術は今のところ存在しません。
すなわち、採血の痛みにつきましては、運まかせと言った方が正しいでしょう。
しかし、留置針と呼ばれる特殊な器具を使う事によって
痛みを伴う採血の回数を激減させる事はできるんです。
この針、管の部分が柔らかくなっています。
使い方としては、血管の中に柔らかい管を差し込みっぱなしにして、
その管を利用して血液を採取していきます。
その都度針を腕に挿す必要がないので、痛みを感じる回数が激減する訳ですね。
では、何故すべての施設で使われていないのでしょうか?
それは、作業が繁雑になるからなんです。
生理食塩水やヘパリンなどで採血の度にケアしておかないと管の中で血液が固まってしまい
採血が出来なくなってしまうんですね。
それでも、いくつかの治験施設では留置針を使用しています。
採血の苦手な方はそちらの施設で参加されるのが良いかもしれませんね。
留置針を利用している治施設 (少し昔の情報なので、参加前にご自身で問い合わせて下さい)
- 墨田病院