治験ボランティア
新薬候補を投薬して、データの提供を行う人達を
治験ボランティア、医学ボランティア、新薬モニターと呼んでいます。
彼等は全員自らの自由意志により志願してきた方たちです。
彼等がいなければ新薬の開発は進んでいきませんので、非常に重要な役割をになっていますが、
何故か世間的にあまり良いイメージがないようです。
比較的時間に融通がきく人々の参加が多く、
私が所属している医療機関の半分以上はフリーターや自営業の方で構成されています。
次に多いのは学生で三割程度です。
名称的にボランティアと表記される事が多いのですが、
治験ボランティアは有償のボランティアとなっています。
ボランティアに渡される給料は、負担軽減費や協力費という名目で手渡されています。