無作為割付|治験アルバイト情報

無作為割付

 

ランダム化に使うサイコロのイメージ

治験ではただ唯一つの治療法を用いて行う試験は少なく、通常はいくつかの治療法を並行して行うことがほとんどです。

 

そして、それぞれの治療法間で、治療効果や、安全性等の忍容性を比較していくのです。

 

この時、偏った割付が行われてしまうと、
薬の効果や安全性を正確に評価することが出来ません。

 

そこで、無作為割付という方法により、
偏りなく均等に各治療に振り分けることを行います。

 

その方法には大きく分けて3種類あります

 

無作為割付の種類
  • 単純ランダム化:登録された順に割り付ける方法、
  • ブロックランダム化:一定数ごとにブロックをつくり、その中でランダムに割り付ける方法
  • 層別ランダム化:性別や年齢、基礎疾患等を考慮してランダムに割り付ける方法

 

それぞれにメリット、デメリットがあり、
各割付の方法は試験の種類や治療法等によって予め決められています。